ラジオ番組「TWO-MIX の MAG!」をマジに考える

とまむ さんから、MAG! についてのご意見を いただきました。(2000. 6. 26)

正直聴取率は余り良くないと思われます。
文化放送に直接問い合わせたわけでは無いので本当のことは 分からないのですが、この時間、TBS ラジオ (954kHz) では 「伊集院光 深夜の馬鹿力」と言うラジオ番組が放送されています (25:00〜27:00)。
向こうは足かけ 4 年程番組が続いており、突拍子もない企画で 人気を集めています。最近では、リスナーを集めて、音楽ユニット 「水死隊」なる物を結成し、実際に CD を売り出したりと 番組企画内容では TWO-MIX の MAG! は負けているのでは? と 心配でなりません。
このままでは TWO-MIX の MAG! 存続の危機があるのではと思います。

それと、TWO-MIX の MAG! の録音についてですが ビデオデッキとビデオテープを使って、タイマー録音にすれば 簡単に録音出来ますよ。
AM チューナーの外部出力から、白と赤のピンコードを ビデオ側の外部入力に差し込めば出来ます。 詳しい方法が http://www.asahi-net.or.jp/‾iy8t-snd/VREC.HTMに書かれています。

文化放送さんも、裏番組に長年続いているものがあるということを 念頭に置いた上で聴取率の分析をするとは思いますが、 「もっと多くの人が聞きやすい時間帯で勝負させてみましょう」となるのか それとも「このまましばらく様子を見ましょう」となってしまうのか…。
ちなみに、Little Station で行なっているオーディションと 連動してリスナーの意見を取り入れるコーナーを作るとか、 ゲストを招くとか、もう少し力を入れるとリスナーの幅も広がると 思います。
(Charlie, 2000. 6. 28)

とまむ さんから、MAG! と同時間帯の 番組について追加情報です(2000. 8. 1)。

7 月 31 日 25 時から放送分の、TBS ラジオ他 3 局の番組 「伊集院光深夜の馬鹿力」を聞いていたら、伊集院光さんが 「聴取率調査が行われて、この番組の聴取率は、同時間帯の他局の番組と比べて 圧倒的な差を付けて聞かれている」と言われたそうです。
やはりと言うか、なんと言うか、前に私が書いたように 聴取率と言う数字が示したように、TWO-MIX が伊集院さんに負けましたね。 それでも何の対策もしない文化放送には腹が立って仕方がありません。

ちなみに、伊集院光深夜の馬鹿力の聴取率は 1.3% と、 1% を越えれば良いとされている深夜放送では驚異的な数字だそうです。
どうすればいいか考えました。
幸い、伊集院光深夜の馬鹿力のスポンサーは東鳩一社だけです。 その CM 枠に TWO-MIX の新曲の CM をがんがん掛ける事で 伊集院サイドに進入出来ると考えます。

椎菜さんがこれを見ていたら嬉しいのですけどね (^^;

向こうの聴取率が高いことを逆手にとった奇策ですね。 ラジオでの CM だから、かつての「ドリタク劇場」みたいなノリになりそうな…。 (どなたか脚本を考えてください〜)
ところで相対的な勝ち負けはともかく、絶対数での聴取率は同時間帯の過去の番組などより 上がっているかどうかもポイントだと思うのですが、どうなんでしょうね?
(Charlie, 2000. 8. 2)

大空 北斗 さんから、とまむさんのご意見に対する 別意見をいただきました (2000. 8. 24)

文化放送は対策を打ち出さないのではなく、打ち出せないのだと思います。 なぜそう言えるのか?それは番組の内容自体に原因があると考えられます。

伊集院さんの番組は一見くだらない馬鹿なことを何度も並べているようですが、 実はそれが意外とタメになるようなことも含まれているからです。
「ダメ人間だもの」というコーナーがあります。
「ダメ人間」がよくやりそうなことを某相○み○を先生の文章っぽく書いて送ってくれというコーナーですが、投稿される作品はどれもリスナーの共感を得てると思います。
水死隊、改め、焼死隊の CD 発売の企画も、 CD を完売するまでに至り、 文字通りリスナーの「心」を掴んでいることを裏付けているのではないでしょうか。

一方「MAG!」のほうはどうでしょう。 それに匹敵するコーナーもあるわけでなく、 リスナーのハートを突くような、要素もありません。 永野氏のキャラクターを売りにしたとしても、 伊集院さんや彼を支えるスタッフの皆さんが考案するコーナーや企画の方向性には勝てないと思います。
逆にとまむさんのおっしゃったような TWO-MIX の新曲の CM を敵枠でかけたらどうなるでしょうか。 「MAG!」が聴けないファンが話題にして、逆に TWO-MIX のファンが伊集院さんの番組に乗り換える危険性は大いにあります。

当方は札幌に在住する者ですが、伊集院さんの番組はネットされてますし、 TWO-MIX の番組も雑音ながらしっかり受信できます。 しかし TWO-MIX の方はここ最近は全く聴いてません(雑音云々に関係なく)。 逆に伊集院さんの番組は何かを考えさせられる要素を多分に含んでいて非常によくできてると思います。スポンサーが東鳩一社だけ(しかも関東地区のみ)というのも納得がいく訳です。

MAG! をどうにかしなきゃあかん、という点ではとまむさんと一致していますが、 内容の充実を重点的にせよ、ということですね。
実はとまむさんも ご自分のサイトの方で 内容の充実度で劣っている点を指摘しています。
現在の MAG! は TWO-MIX ⇔ 個々のリスナー の繋がりはあってもリスナーの横の繋がりとか 一体感が弱いのではないでしょうか。もっと他の AM 深夜番組のリサーチを積極的に行なって、 良いところはどんどん真似ていく位の気持ちがないとリスナーに飽きられる可能性があります。
「TWO-MIX らしいユニークな企画をしないと TWO-MIX が司会をやってる意味がないではないか」という 意見もありそうですが、TWO-MIX の場合、わざわざその音楽活動とか近況とかを 延々と語らずとも行間から強力なキャラクターは伝わってくると思いますから、 他と全く同じ企画をやっても十分張り合えるでしょう。
まぁ、今現在どこかでやっている企画ではさすがにまずいでしょうから、 「過去にあった番組で、面白いと思ったコーナー」を MAG! に提案してみるのはどうでしょう? それをベースに MAG! らしい味付けができれば、結構いけると思うのですが。
(Charlie, 2000. 8. 25)

大空さんのご意見にとまむさんから レスポンスがありました (2000. 8. 26)。

大空 北斗さんへ。
えっと、私と同じ様な考えをしている人が居て嬉しいです。 是非私のリバースプラン掲示板に 書き込みをお願いします。
と言うのはおいといて。 多少反論みたいな物もあるのですが、まぁ笑って聞き流して下さい。

> 文化放送は対策を打ち出さないのではなく、打ち出せないのだと思います。
それでも打ち出すべきだと考えます。 最悪、NACK5 への番組移動、聴取範囲が狭くなる事に関してはネットでのストリーミング放送でカバー、等。
伊集院光深夜の馬鹿力に関しては イジューインネット(http://www.ijuin.net/)が詳しいです。

> 逆にとまむさんのおっしゃったような TWO-MIX の新曲の CM を 敵枠でかけたらどうなるでしょうか。 「MAG!」が聴けないファンが話題にして、逆に TWO-MIX のファンが伊集院さんの番組に 乗り換える危険性は大いにあります。
いえ、そうはならないでしょう。 あくまで流すのは「TWO-MIX 新曲のラジオ CM」です。
おそらく伊集院光のラジオを聴いている人には 「TWO-MIXのラジオが同時間帯他局で放送中」と言うことはおろか 最悪「TWO-MIX って誰?」と言う人が結構居ると思います。
ラジオに関してはもう文化放送に対してさじを投げ、他局へ移動させた方が良いと思います。 今はネットでストリーミングも出来ますし、ネットが出来ない人は ファン同士でテープの貸し借り(送料以外の負担はない方が良い)も出来ますし。

> 当方は札幌に在住する者ですが、伊集院さんの番組はネットされてますし、 TWO-MIX の番組も雑音ながらしっかり受信できます。 しかし TWO-MIX の方はここ最近は全く聴いてません
北海道HBCですね。

> スポンサーが東鳩一社だけ(しかも関東地区のみ)というのも納得がいく訳です。
深夜の馬鹿力を聞いているあなたなら分かると思いますが スポンサー料金が一番安い時間帯が、深夜 1 時から 3 時で 20 秒のスポット CM が 1 回 6万5000円(TBS ラジオ)で それを 2 回流しても 13 万円と安くすみます。 あくまで流すのは「TWO-MIX の新曲 CM」であり ラジオの CM は流しません。まずは曲が売れないと その後の活動に支障が出ると考えるからです。

ラジオははっきり言って文化放送を離れ他局へ移動させた方が良いでしょう。

とりあえず Charlie からもコメントさせてくださいね。
NACK5 への移動、という意見がありますが、これってそう簡単にできるものなんでしょうか。 現在の番組を一つ外してまで TWO-MIX を入れるメリットがあると受け入れ局に判断されるかどうか。
そしてそれは文化放送のとる対策ではなく、あくまで TWO-MIX がとる対策ですね。
ストリーミングに関しては大賛成ですが、これも著作権を持つ放送局がどのようなスタンスか によると思います。つまり、本来聞き取れない地域の人達にも聞いてもらえるという特徴を 活用して広告収入を増やすことができると判断したならば放送局も積極的に支援するでしょうが、 そのようなネット上での広告技術を持っていない場合、 オンラインのリスナーに魅力を感じないわけです。
放送局と TWO-MIX は始めからそれぞれにとって一番大事なことが違うのですから 仕方ありません。
多分そのような問題があるので、TWO-MIX 自身が独自の video clip を定期的に公開する 計画なのだと思います。こちらに期待しましょう。

CM に関して言えば、結局現在の TWO-MIX の活動の中に、知名度を高めてファンを開拓する為の ものが無いのが問題で、それを MAG! に求めるか、MAG! はあくまでファン交流の場とするか で意見がすれ違っているのかなと思います。
知名度を高める…と言えばラジオのリクエストを ファンに働きかけているというのがありますが、十分な効果が挙がっているとは 感じられません。ラジオでの知名度向上を究極的に実践したと話題になった 宇多田ヒカルさんの場合は全国の DJ に作品をアピールするという 努力を関係者が繰り返したことが秘訣だと聞いていますが、TWO-MIX も 新規ファン獲得の為にもっと明確なロードマップを打ち立てるべきではないでしょうか。

TWO-MIX には、そのポリシーや目標を理解して戦略的な専門的アドバイスをする ブレインが必要な時期に来ているのではないかと思います。
(Charlie, 2000. 8. 27)


一言追加 ^  Back to TWO-MIX Database

Link point is http://www.kyagroup.com/db/TWO-MIX/

Edited on 2000. 08. 27 by Charlie

tkana@nii.ac.jp